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2006年01月11日

■プロローグ

genjou.jpg

 今回Nご夫妻による依頼は次のような内容でした。

 昭和53年に建売住宅を購入し、今年で築27年。
 その間に増改築を行い現在に至るのですが、
 心配な事がありまして建替えの決断を下しました。

  『心配な事・・・?』 

 Nご夫妻はこの物件購入直後、
販売元に地盤の沈下を訴えておられました。
その時は販売元の工務店さんに来ていただき補強してもらったそうです。
 また、その後の増改築をしてもらったときに、ちょうど家の真ん中に
あった柱を抜いてしまい、また、屋根を降ろして3階(屋根裏部屋?)を造り、
非常にバランスが悪くなってしまっているように思うんです。

 近年地震が多いこともあって、
今の家では安心してセカンドライフを暮らせない・・・と言うことでした。

genjou2.jpg
 私たちは、今回 このご依頼の物件(1981年6月以前 建築基準法改正前の物件)からの
建て替えということもあって、当時の建築も含めて検証していきたいと思います。

旧確認通知書.jpg
Nご夫妻より御預かりした資料の中に、当時の確認申請書がありました。
見てびっくり!この薄さ!この図面量と内容!
当時はこれでOKだったんですね。
内容のほうは、表紙、付近見取り図(A41枚)求積図(A31枚)平面図、立面図(A31枚)の計4枚・・・
内容も壁量の計算はされていましたが、風に対する検討のみで、
地震についての検討は無く、通風なんかも十分取れているので省略・・・と
書かれていました。う~ん当時から考えると建築業界も
すごい進歩しているなぁ~と改めて実感してしまいました。

2006年01月17日

■住宅調書

京都市の用途地域.jpg
まずプランニングをしていく上で、必要な情報をすべて入手します。

敷地面積 86.13㎡ 建ペイ率60% 容積率200% 南向き前面道路6m
第1種中高層住居専用地域 
ご近所は現在同じような木造2階建ての住宅が建ち並び、
裏には5階建てのマンションが建っています。

そして2階の窓からは醍醐の山々が一望でき、『景色いいですね~』

と思わず・・・

これが今回のセカンドライフ住宅プロジェクトの
敷地条件です。

sikiti.gif
N夫妻からの要望は次の通りでした。
2階建て住宅で、1階にLDKプラスもう一部屋、2階に寝室、客間
洗面バスルームは1階に、トイレは各階1箇所づつ
そして何より明るい家にしたい♪・・・

その後N夫妻は、生活の動線計画に必要な事柄を私共が持参した
アンケートにそって熱く語ってくださいました。